2022年08月
ウクレレの弦についてのよくある質問:
Q: どの色の弦が一番いいですか?
A: 弦の色はだいたい音色に関係ないです。弦の材料(ナイロンかフロロカーボン)と弦の太さは一番大事です。ナイロン弦は低音の強い温かくて柔らかい音色がします。フロロカーボン弦は明るくはっきりした高音が強い音色がします。太い弦はテンションが高い、細い弦はテンションが低い感じがします。尚、例外はAquila®弦です。ナイロンだけど、太くてテンションが非常に高くきつい音がする弦です。あるギター•プレイヤーがテンションの高い弦が好きですが、ウクレレの初心者にはAquila®弦のため指が痛くなる場合が多いです。ちなみに、ほとんどの白い弦がAquila®弦です。
Q: どのブランドの弦が一番いい音色がしますか?
A: 弦はそれぞれ違う音色がしますが、あくまで好みなのでいろいろ試した方がいいでしょう。人によって好みの弦があるし、楽器によって似合う弦があります。いったん自分の楽器に似合うと思う弦を見つければ、その後そのブランドの弦を使った方がいいでしょう。
Q: なぜ私の指がウクレレを弾く時に痛くなるのですか?
A: ウクレレを弾けば、指が痛くなるはずはないです。痛くなる理由はいろいろ。弦高が高すぎるか、弦を強く押さえすぎているか、それとも弦のテンションがきつすぎるか。安いウクレレに太くてテンションが高いAquila®の弦が多いので、初心者の指にきついことが多いです。その場合は弦交換がお勧めです。
Q: ハイ“G”かロー“G”ではどちらがいいですか?
A: ウクレレの歴史的なチューニングはハイ“G”です。ウクレレらしい響きがするし、ハワイアンの音楽に似合います。ロー“G”の利点はスケールの範囲が広がることです。さらに、弦の並びが低い音から高い音の順番になるので、元ギター•プレイヤーに違和感を感じません。
Q: ウクレレの弦をいつ交換するべきですか?
A: ウクレレの弦はギターと違って、だいた鉄の弦と巻き弦がないので非常に長持ちです。1年間でも2年間でも使えます。たくさん弾けば、それとも強く弾けば、弦の後ろに傷がつきます。指を弦の後ろ側に滑べらせて、ザラザラしたところを感じるなら弦を交換した方がいいです。
また、張った弦がまだ使えるとしても、元気な音色がしてないと思ったら交換してもいいです。